趣味のライダー向けに生産をするオートバイ業界の動向
趣味のライダー向けに生産をする
現在オートバイ業界は厳しい局面を迎えています。日本でオートバイが広く普及した、1960年から1980年までの20年間、戦後の経済復興から高度経済成長、バブル経済突入まで、現在では、先進国として発展した我が国も、かつては欧米の後進国として現在の新興国のような時代がありました。
ようやく、各家庭でマイカーが持てるようになり、住宅ローンや自動車ローン、クレジットが成長してくると、車やオートバイを買う手段として多くの人がクレジット購入をするようになりました。
それも、経済発展により、国民全体の所得が増え、国が豊かになり、それとともに住宅や自動車を所有する世帯が増え、しかしながら、その前に車は高級ですべての人に行き渡らないとき、オートバイを購入し広く使われていました。
50ccの「カブ」と言われるオートバイは、今でも新聞配達や郵便配達で利用されますが、元々、自転車に小型のエンジンを搭載したような簡単な作りオートバイで、原動機付自転車という枠に入ります。
近年、オートバイ需要が国内で低くなった要因は、少子高齢化が一番大きな問題でしょう。高齢者のバイク事故が増加し、高齢期になると運転を止める人が多く、若者でオートバイに乗らない人が増えました。
しかし、近年オートバイ業界の動向を見てみると、生産台数の減少から、内容を重視し、趣味でハンドルを握るライダー向けに、高級車両で限定車などの販売が好調となっています。