オートバイの需要等オートバイ業界の動向について
オートバイの需要
平成に入り、国内のオートバイ需要は、減少を続けています。平成20年に入ってからは、国内で高いシェアを誇っていた原動機付きも大幅に減少しました。
しかし、世界の未開発国でのオートバイ需要はまだ多く、期待されるものとなっています。今年度も、オートバイ業界のこのような動向は、変わらないものと推測されます。
日本のオートバイ業界は、世界的なシェアで見ると、約4割を占めています。世界中の半数近くのオートバイが、日本のオートバイ業界で生産、販売をされています。
日本産の質の高い製品が、世界中で人気があることを知っておくと役に立ちます。したがって、オートバイに興味をしめす地域で、販売活動をすることが効率の良い方法となります。
たとえば、人口の多いインドや中国や、ベトナム、タイ、インドネシアといった東南アジアの地域です。また、オートバイの良さに関心をしめしてくれる、まだあまり普及していないアフリカなども市場として魅力があります。
世界不況の影響で、需要が一時、減少したオートバイ業界ですが、近年、新興国の経済的な発展や成長によって、新興国での販売に活気づいています。今年度も、新興国でのオートバイメーカーの活躍が期待されます。